コマンド(プログラム)の実行時間を計測する

Last update: 2024/12/26


実行環境

Alma Linux9

timeコマンドを使う

timeコマンドを使うと、プログラムの実行時間を計測することができる。例えば、こちらのページでつくったモンテカルロ法で円周率を求めるプログラムの実行時間を計測すると、以下のように結果が出力される。

$$ time ./a.out 10000000
pi:3.14157

real    0m1.037s
user    0m1.034s
sys     0m0.003s

realは起動から終了までの実時間、userはユーザーが占めるCPU時間、sysはシステムが占めるCPU時間を表している。

sysはユーザーのプログラムが実行したシステムコールの処理の時間などを含むため、コマンドやプログラムのどの処理の時間を確認したいかを意識して測定結果を見る必要がある。

参考文献

プログラムの処理時間の測り方 – 電子情報工学科

Man page of TIME


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